2022/3/31 思うこと
ひまわり
マ・レルラ デザイナーの
阿部真理です。
こちらにいらしていただき
ありがとうございます。
小学校、確か六年生の時?
忙しい父がめずらしく映画を見に連れていってくれるというのでウキウキしながらでかけました。
その映画のタイトルは「ひまわり」
まずは、ソフィア・ローレンの個性豊かすぎる顔立ちとマルチェロ・マストロヤンニの整い過ぎた濃い面立ちに相当な衝撃、、、
ひまわり畑の強烈な黄色とともに
どうしてこんなに悲しくて切ない映画につれてこられたのか、、、
私はまだ子供なのに強烈すぎる、、、
と思ったことをはっきりおぼえています。
それが明確な反戦映画だとわかったのは、ずいぶんたってからのことでした。
最近また、この映画が、各地で公開され、その売り上げをかの地に寄付をする、と言うことをニュースで知りました。
あのヒマワリ畑は、ウクライナのへルソンで撮影されたとか、、
強烈な明るさを与えてくれるヒマワリが、真逆の悲しい戦いと結び付くなんて思いもよらないこと、、
もう二十年も前に旅立った父は、私が父の亡くなった年頃になってやっと伝えたかった反戦の思いを理解したことに安堵するでしょう。
しっかりすぎるくらい大人になってみたら違う映画なのは、見当がつきますが、、
また近々泣く準備万端に整えてみてみようと思います。
一日も早く平和な日々が訪れることを切に願って。