2021/8/8 思うこと
色、柄の効果
マ・レルラ デザイナーの
阿部真理です。
こちらにお訪ねいただき
ありがとうございます。
ここ数日、熊谷の老舗百貨店のエントランス入ってすぐのトレンドを発信する、というスペースでのイベントを依頼いただき通っていました。
(東郷青児画伯と深いご縁があり、壁一面の大きな大きな絵の前!)
20年以上長年通いなれている百貨店やギャラリーで毎回いらしてくださるお客様には、本当に感謝と責任を深く感じ、背筋が伸びる思いですが、はじめてお会いするお客様とお話しするのも、毎回新鮮で楽しいです。
というのも、リバティプリントをご存じないお客様は、この多彩な柄にまず驚いてくださいますが、ご存じの方でもリバティプリントは、小さくてかわいい小花柄、という認識をお持ちの方が本当に多いのです。
そのようなお客様によく知られる定番柄ではなく、季節の柄、シーズナルコレクションを使用し、ひとつの服のなかに柄を混ぜたり、リバーシブルで年間を通して着られる、なんて説明をさせていただくと大抵のお客様は、とても驚いてくださいます。
そんな時、リバティプリントの奥深さにはまり抜いている私としては、そんな方々にそのよさをお伝えできる幸せをひしひしと感じます。
世界一素晴らしいこのテキスタイル生地は、充分知られてはいますが、本当のリバティプリントはまだまだ知られていないと僭越ながら思う私は、勝手に広報活動をしている気分です。
そんなはじめてマ・レルラを見てくださった方がよくいわれるのが「こんな派手なの着たらまわりになに言われちゃうかわからない」「無地しか着たことない」というもの。
でも、足を止めてくださったと言うことは、潜在意識的には、気になられている、ということ。
色は波動、エネルギーですから、同じような波長の服を、または得たい波長のものを知らず知らずのうちに手に取られるのかもしれません。
色には、様々な効果があることは、実証されていますが、そこに好きだったり美しかったり楽しかったりする柄は、さらにそれを上げる気がします。
欧米では、歳をかさねた方々が、綺麗なピンクやブルーのものをさらりと着こなされて颯爽とあるかれているお姿をよく見かけます。
あんな風にどんどん綺麗な色をお召しになられるようになったらいいな、と思います。
話しは、それますが、柄物なんか着たことない!と言われた方が、リバティプリントに出会い、着てみようかな、となった時に一緒に心の中の閉まっていた扉が開くんだな、と思うことがよくあります。
NO、と思い込んでいたことをしてみると、以外にもNOじゃなかった体験は、他のそんな部分にも影響を及ぼし、違う体験をして見たくなったり、、
今は新型コロナウイルスで出掛けられませんが「あの服着たらパリに行ってみたくなってはじめて友人と行ってきたのよ」なんて報告をしてくださった方もいらっしゃいました。
とにかく、綺麗な色、柄、着ましょうよ!