2021/6/25 思うこと
心を癒すということ
マ・レルラ デザイナーの
阿部真理です。
こちらにいらしていただきありがとうございます。
二十数年前から、継続的に心理学を学んでいます。
その当時の私は、母子家庭で小学生の子供二人をかかえ、会社を立ち上げて数年、子供たちの父親は事故でなくなり、実家は土地のことで裁判沙汰を抱え、父が脳梗塞で倒れてやむなく私が代理出廷する、と言うメチャクチャな状態でした。
にもかかわらず、友人や仕事関係の方々から、自身の悩みを打ち明けられ、相談にのってほしいと言われること度々で、役にはたちたいけど思ったことを伝えるのでは解決にならず、どうしたらその状況を変えられるか、本当の答えが知りたい、とずっと思っていました。
そんな中、導かれるような学びの場、生涯の師と出会い、今に至ります。
心の仕組みとはどうなっているのか、どうしたら幸せになれるのか、と言う明確な答えがそこにはありました。
私の人生が大変だったとき、周りの友人知人も大変だったのは、私の心が写し出している鏡のようなもので、自分が幸せになれば、周りもそうなる、と言う概念には心底驚きました。
この映画は、最悪!こんなのみたくない、と思ったらスクリーンをいじってもその映画は変わらず、変えたいなら、映写室にいってフィルムを差し替えると、違う映画になる、と言うたとえをはじめて聞いたときはまさに衝撃!
つまり、自分の心の中の自分が書いているシナリオを変える、ということですね!
そこから二十数年のことを語ったらいつになりかわからないのでまたの機会にすることとして。
私が今も学び続けている理由は、作り出すものが、皆様の手にわたっていく、と言う仕事をしている私には、責任がある、と思っているからです。
アーティストとかでも、造り出されたものは、もろにその人の内面を顕にします。
幸せな波動はそのように、そうでないものはそのように。
だとしたら、癒すべきものは癒し、まず私がクリーンで幸せな状態の場を作り、そこからものを造り出したいと思っています。
お手元においていただけた服や小物が、少しでも幸せのお手伝いが出来ますように。
そのためには、よい素材を使い、サイズもその方に合うように、出来ることの最善を尽くします。
私が人の役にたてるようにと預けられたものを効果的に使い、この生を全うしたいな、と心から思います。