2021/4/17 リバティプリント
ミセスのスタイルブックpart2
マ・レルラ デザイナーの
阿部真理です。
こちらにいらしていただき、ありがとうございます。
あまりうれしいので、またミセスのスタイルブックのことについてです。
この特集は、神様からの贈り物のようで、存分に受け取り、味わい尽くさないと日々の喧騒に流されて、心からの感謝が薄れそうなのでしつこくてすみません!
そのくらい、私のキャリアにとっても人生についてもうれしい出来事でした。
あそこまで詳細な作り方や説明を掲載し、一つづつ丁寧に撮影する、ということを想像するだけで気が遠くなりますが、スタイルブックの編集長、川澄さんの穏やかなお人柄で素敵なページを作っていただきました。
最後のスカートを紹介しているページで椅子に置いてあるクッキーは、非常事態宣言で撮影のためにアトリエにいらしていただくことが叶わず、おまかせでの撮影現場への差し入れにお送りしたクッキーだそうで。
そんなところにも大変なお仕事を余裕、ということはないでしょうが安心してご一緒させていただける信頼感を感じていました。
スタイリストの渡邊由貴さんには、言葉にするのが難しいくらいお世話になりました。
以前、私のブランドのルックブックのスタイリングをしていただいてからのご縁でした。
文化服装学院を卒業後、ずっと身を置いてきたアパレル業界は、生き馬の目を抜くような空気感や競争社会的な現場が苦手で馴染めないことがよくあった私の、その色眼鏡をはずしてくださったのが、由貴さんです。
ご一緒させていただいたときの平和な感じ、地に足のついたセンスのよいお仕事ぶりは、本当に素敵でした。
縫製したうちのスタッフも、この名誉あるスタイルブックの仕事に携わることが、自信にも繋がり、ラッキーなことと喜んでいます。
というわけで素敵な方々に支えられた今回のお仕事は、忘れられない思い出になりそうです。