2021/1/3 思うこと
新しい年をむかえて
マ・レルラ デザイナーの
阿部真理です。
こちらにお訪ねいただき、ありがとうございます。
新しい年の幕開けですね。
昨年は、世界中が変化を余儀なくされる年でした。
大変、と言うのは大きく変わる、そして変化に悪い変化ということはない、と聞きました。
悪くなったように見えても、もう少し長いスパンで見てみたら、次のさらによいことを受け入れる準備の時だったり、そのよいものを受け入れる怖さが引き起こしている、ということだったり。
究極の楽天主義者とよく言われますが、それなりに生きている時間を重ねると、そりゃあ色々ありました。
最悪と思われた時は、本当に生きているのもやっと、というくらい大変でした。
でも長い目で見てみたら、あれがなかったらいまここにいない、という出来事で、あのくらい大きなことがなかったら状況を変えられなかったんだ、と理解できます。
一つ一つの出来事や人が、すべてつながっていてパズルの大切なピースのようです。
新しい年がそんな節目で大きく変化する予感を感じています。
さて、私自身にとって昨年は大きな気づきを得た年でした。
十月の阪急うめだ本店でのリバティプリントのイベントで国内の作家三人のなかの一人に選んでいただき、この歴史ある生地がどれくらいの価値があり、大ファンがいらして、素晴らしいかを身に染みて再認識しました。
この生地に出会え、それをデザインし、形にして世にだしている、ということがどれ程ありがたいかを痛感したのです。
これは、本気にならなければ、と思いました。今までが、いい加減だったわけではありませんが、あくまでも自己満足な気がして、身の縮まる思いがしました。
それから、スタッフに「これから本気です。出来ることはなんでもします。協力してね!」と宣言し、今に至ります。
変化が訪れました。
私の本気スイッチをオンにした途端、新たな出会いに恵まれ、新年は、もう少し多くの方にリバティプリントのよさを私なりの解釈でお伝えできるチャンスが見えてきています。
今年も本気です!
どうぞよろしくお願いいたします。