2020/12/26 思うこと

クリスマスとお正月

マ・レルラ デザイナーの
阿部真理です。

こちらにお訪ねいただきありがとうございます。

年末で仕事納めをされた方もいらっしゃる時期になりました。
私は、大人になってから、クリスマスとお正月は、あまり好きではないのです。

どうしてかな、と考えてみるに、特別に過ごさないといけないようなプレッシャーがあるから??

クリスマスはまだしも、お正月は、家族単位で集まったりして、ほかの人を寄せ付けない空気感がある気がする(いつでも人とオープンマインドで繋がるのが好きなので)、会社を休まなければいけない社会のルール(私は休みたくないのですww)、いい加減に過ごしてはいけない感じ。
そしてたぶん何よりも、色々なお立場で、一人で暮らされている方々が、いつもより数倍寂しい思いをされていることを自分が歳を重ねて、知ってしまったから。

思い返してみると私は、一人暮らしをしたことがありません。
親元から結婚し、子供達がやって来てくれて、その後色々あって母子家庭な時期も十年以上。
でも常に一人ではなく、今の夫と現在は二人暮らしの毎日。
だから、一人暮らしが本当はどんな感じなのか知りません。

そんなクリスマスイブの日、夕方仕事をしている私のもとに夫から電話があり、今から急に出掛けなければならなくなり、戻るのはいつも夕食を食べる時間帯より遅くなるが、食事は外食か、どうするかとの問いでした。「クリスマスなのに遅めになり、何かしないのは芸がないって怒られないかと思って」と。

団塊の最後の世代の、それも普通から見たら少々変わっている人にこの様なことを言わせてしまうほど恐妻ではないので、社会的圧力がそういわせたのか、まあ気遣いができる人に育めたか。

この空気感に、きっと私が一人ならやられちゃう気がするので、この時期がなんとも言えない気持ちになるのかもしれません。
自分がそれを感じるのは耐えられない気がして怖れてるんですね。

そんな人ばかりでないのももちろんわかります。
若い世代が私のような感覚を持っていない人が多いのも。
子供の頃の、元旦に外に出てみると普段賑やかな町並みが静まり返り凛とした空気感は、もうなくなりました。

でも、感染症で故郷にも戻ってはいけない、という今年、大変な体験をたくさんされている方々皆さんがどうか幸せで平和な気持ちですごせますように。
爽やかな気持ちで年明けの新しい日々をスタートできますように。
心から祈る今日この頃です。

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